NPO法人独立映画鍋は、多様な映画と社会をつなぐプラットフォームです。
映画をつくる人、みせる人、みる人、映画文化を愛するすべての人々に開かれています。
 
 

GOAL/目指す社会

映画を通じて、すべての人が世界の多様性に触れられる民主的な社会を目指します。


MISSION/使命

1.多様な映画がもたらす公共的な価値を社会に伝えます。
2.映画人と社会、行政をつなぐ架け橋となります。
3.独立映画の持続可能な環境を整え、映画文化の多様性を支えます。


ACTIVITIES/活動

■独立映画を取り巻く環境や問題について考えるシンポジウムや交流会の開催
■映画業界の現状把握、行政への政策提言など、文化政策に関わるリサーチと啓発活動
■助成金制度や資金調達の方法など、映画の経済に関する研究と知見の共有
■文化としての映画を社会、次世代へと広める映画教育の実践


会員募集

独立映画鍋は、年間を通していつでも新会員を募集しています。映画を作る人、上映する人、観る人まで、誰でも会員になれます。映画の多様性を作り出すことは、世界の多様性に触れられる機会を提供することです。多様な映画と社会をつなぐプラットフォーム作りに、是非ご参加ください。
 
 【会員になったらできること】
 ●独立映画鍋が主催する講座やシンポジウム(会員は参加費無料もしくは割引)にて日本映画の
  現状や課題を共有することができます。
 ●どなたでも、映画にまつわる様々なテーマで、勉強会や講座、シンポジウムを企画できます。
  イベント運営はみんなで一緒に取り組みます。
 ●独立映画鍋に集う映画人たちとの交流・ネットワークを広げることができます。
 ●クラウドファンディングでの資金調達について、経験者のアドバイスが受けられるとともに、
  みんなでプロジェクトを応援します。

詳しくはこちら


設立趣旨(2012年)

 現在、日本映画の現場では極端な二極化が進んでいます。中規模の映画が減少し、興行収入の大半を限られた大手メジャーが占め、インディペンデント映画の低予算化は歯止めが利きません。一方で、知名度の高い漫画・小説の原作映画や、見慣れた有名俳優に依存した映画ばかりがスクリーンに届くアンバランスな状態が続いています。これらははたして私たち映画に携わる人間が本当に望んだ状況でしょうか?
 自分の意志を貫こうとするインディペンデント・フィルムメーカーの熱意と、彼ら彼女らの貧困に耐え忍ぶ精神力が、日本の映画が押しやられて行くこの状況をかろうじて食い止めています。しかし、その熱意と精神力にも限界があります。自分の生活、あるいは人生を犠牲にして一本の映画を作り上げるということは、決して美談ではなく、文化の貧困です。映画の多様性を確保する為には、一個人の忍耐力に頼るのではなく、公共的なサポートが必要なのです。
 そして、公共的なサポートのより一層の充実が進み、新たな映画製作/上映環境が現実になれば、それはインディペンデント・フィルムメーカーの置かれた苦境を改善するに止まらず、ときに不本意な映画作りを余儀なくされる大手メジャーの現状を変化させるきっかけにもなるでしょう。当然、多様な映画を作り届けることは観客の利益にも繋がります。

 私たちは、このような理由からインディペンデント・フィルムメーカーと上映活動に携わる多くの人々、それらを取り巻く環境をサポートするシステムを作りたいと思います。メジャーとインディペンデントの対立的な二元論に陥らず、人、情報、資金を結びつける公共的・持続的なプラットフォームを構築することが、今求められています。

 一人一人の多様な価値観を映画という表現媒体で発信すること。そして、その表現をより多くの人が享受できる土壌を整えること。私たちはそのようなことが可能な社会を望みます。映画の多様性の創出とは、世界の多様性に触れられる場を社会に提供することでもあり、ひいてはグローバリズムに対抗する「新しい民主主義」の可能性を広げる公共的な財産であると信じて、私たちはここに「独立映画鍋」を設立します。


組織概要

組織名称 特定非営利活動法人独立映画鍋
成立年月日 2012年(平成24年)11月30日
役員
代表理事
土屋 豊(共同代表)
新谷和輝(共同代表)
理  事
大原とき緒
伊達浩太朗
伊達智子
谷渕新吾
監  事
松嶋一海(税理士)
事務局所在地 東京都新宿区四谷三栄町14番4号松啓ビル303
事務局連絡先 Tel:070-5664-8490 (11:00~18:00/土・日・祝日を除く)
e-mail:info@eiganabe.net

定款

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規約

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事業報告

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よくある質問に対して―会員のための覚書―

会員からよくある質問を覚書としてまとめました
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