鍋講座vol.54【パンフをつくりたい!~インディペンデント映画のパンフレットが観客に届くまで~】
日本独自の文化とされる映画のパンフレット。ここ数年、そのデザインやコンテンツに注目が集まり、趣向を凝らしたページをめくる映像や写真をSNSでよく目にします。作品の魅力を紐解くパンフレットは、インディペンデント映画においてもつくり手と観客をつなぐコミュニケーションツールになります。しかし、制作にあまり予算をかけられないことが多いのではないでしょうか。今回の鍋講座は、配給・編集・デザイナーの方々をお招きし、どんな工夫をしながらインディペンデント映画のパンフレットを観客の手元まで届けているのかを詳しく語っていただきます。
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【ゲスト】
相川 智(インターフィルム/国際・配給宣伝)
石川県金沢市出身。電機メーカーの会社員から映画の世界へ。映画制作現場経験を経て2012年よりアーク・フィルムズ、2023年よりインターフィルムで買い付け、配給・宣伝を担当。主な配給作品に「滝を見にいく」(沖田修一監督)、「恋人たち」(橋口亮輔監督)、「世界で一番ゴッホを描いた男」「彼の見つめる先に」「音楽」「名もなき歌」など。最近の作品に「ヨーロッパ新世紀」(C・ムンジウ監督)、「辰巳」「チャーリー」「めくらやなぎと眠る女」「太陽(ティダ)の運命」「無名の人生」「親友かよ」がある。
平井万里子(映画宣伝・編集)
埼玉県さいたま市出身。DVD情報誌の編集プロダクション勤務を経て、フリーの編集者に。書籍編集などの傍ら、2014年より宣伝としての仕事もスタート。主な宣伝担当作品に、アニメーション映画『音楽』『佐々木、イン、マイマイン』『街の上で』『JOINT』『春原さんのうた』『こちらあみ子』『LOVE LIFE』『茶飲友達』『リバー、流れないでよ』『i ai(アイアイ)』『辰巳』『無名の人生』などがある。下北沢映画祭の運営にも携わっており、第17回下北沢映画祭を10月11日~13日開催予定。
鈴木規子(グラフィックデザイナー/独立映画鍋会員)
横浜市出身。デザイン事務所で数年勤務後、ブランクを経て2016年よりグラフィックデザインを再開。アシスタントデザイナーをしながら同時にフリーの仕事も始め、現在はフリーのグラフィックデザイナーとして、映画の宣伝美術を中心に装幀やイベントのフライヤーデザインなどを手がける。主な宣伝美術担当作品に、『さらば青春の光 デジタルリマスター版』『音楽』『BOLT』『浦安魚市場のこと』『卍』『痴人の愛』『ピアニストを待ちながら』『ケナは韓国が嫌いで』『トレンケ・ラウケン』などがある。
【司会】
土屋 豊(映画監督/独立映画鍋共同代表)
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■開催日時
2025年6月6日(金)18:30オープン/19:00スタート(21:00終了予定)
■会場
下北沢アレイホール(定員:80名)
東京都世田谷区北沢2-24-8 下北沢アレイビル3F
http://alleyhall.music.coocan.jp/access/
■参加費
[一般]1,000円/[映画鍋会員]無料
※事前予約は不要です。当日、直接会場にお越し下さい。
定員になり次第、入場受付を締め切らせていただきます。
※参加費のお支払いは現金のみとなります。
※無許可での録音・ビデオ撮影は禁止致します。
■お問い合わせ
NPO法人独立映画鍋
070-5664-8490(11:00~18:00)
info@eiganabe.net