第31回東京国際映画祭連携企画【映画業界本音ガイダンス2018~映画の配給・宣伝ってどんな仕事?~】レポート
【日時】2018年10月31日(水)19:00~21:00
【会場】ビジョンセンター東京有楽町 C・D合同ルーム
【ゲスト】照本良(映画パブリシティ会社P2代表取締役)
有吉司(マジックアワー代表代表取締役)
増田英明(エレファントハウス代表)
坂井甲子郎(アルバトロス・フィルム)
伊藤寛子(予告篇ディレクター)
【ファシリテーター・司会】上本 聡(映画監督・独立映画鍋会員)
【企画協力】深田晃司(映画監督・独立映画鍋共同代表)
【協賛】シネマプランナーズ
独立映画鍋が東京国際映画祭と連携してお送りするトークセッション企画として好評を博した「映画業界本音ガイダンス」の第二弾を有楽町にて開催。今回は、会社の中に入ってみないとなかなかわからない「映画の配給・宣伝」の仕事の全貌についてクローズアップしようというコンセプトです。各社にて活躍する方々に出演をお願いしたところ、皆さんからご快諾いただくことができました。
今回のゲストは、洋画邦画問わず、数多くの名作・傑作・話題作に携わってきた、まさにプロフェッショナルの方たち。お互いに、長い間映画界で仕事をしてきた方たちが多く、いくつかの作品で一緒に宣伝・配給で携わったり個人的に親しかったりと、まさに和気あいあいのムードで事前打ち合わせは進行しました。「そういやあの時さあ」と思い出話や「最近どう?」などとトークに花が咲いて、さながら同窓会のような楽しい雰囲気になる一幕もありました。
開場時間になると、多数の来場者の方々が次々に入場。
時を経ずして、会場は超満員になりました。
そしてガイダンスはスタート。
熱気に満ちた雰囲気の中、さまざまな質問が次々に投げかけられます。
事前に用意してくださったパワーポイントのデータで日本映画のマーケットの現状などを詳細に説明するなどゲストの方たち皆さん、とても高いモチベーションで参加してくださいました。今後就職を目指す方へ向けて「仕事というものは、5年間は腰を据えて頑張ってみて、見えてくるものがある。簡単に会社をコロコロ変えないほうがいいですよ」という主旨の印象的な発言もありました。
来場者の方々の質問、一つ一つについて具体的に答えていくゲストの皆さんの真摯な言葉と、優しいまなざしが印象的でした。