ニュース

鍋講座

鍋講座vol.37 続・インディペンデント映画の脚本ってなんだ?

歴代鍋講座の中でも大好評を博した鍋講座Vol.35「インディペンデント映画の脚本ってなんだ?」(2017年9月開催)。
ご要望にお応えし続編を行います! 日本映画界の第一線で活躍している脚本家をお招きし、「よい映画の脚本とはなにか?」をテーマにアプローチと方法論を伺い、台本執筆の真髄へ更に深く斬り込みます。

「映画作家の舩橋淳です。
昨年9月開催の鍋講座では3人の脚本家高橋洋さん、高橋泉さん、向井康介さんをお招きし、代表作を見ながら脚本執筆の胆、ストーリーの勝算の立て方など実際に「ゼロから映画を構想し、書いてゆく」ノウハウを伺いました。
しかし・・・準備した内容の1/3も話せずに、時間オーバー。「もっとさらに突っ込んで話したかった!」という思いが、登壇者に残りました。
それらを踏まえ、本講座より「脚本編のシリーズ化」として一人ずつの脚本家に焦点を当て、より深く掘り下げて話を伺ってゆく内容とし再始動します! 
最初のゲストは、高橋洋さん。言わずと知れた「リング」「リング2」の脚本家で90年代Jホラーを引っ張ってきた人であり、映画美学校の脚本科主任。
”原作もの”の映画化でも、単にショックを与えて怖がらせればいいってもんじゃない、ある濃厚な世界観を構築してゆく手つきが「高橋脚本」の強度になっていると思います。黒沢清監督(「予兆 劇場版」など)作品の脚本や監督作「霊的ボリシェヴィキ」など最新作を交えて語ります!」

司会:舩橋 淳(映画作家)
映画作家.東京大学卒業後,ニューヨークで映画製作を学ぶ.処女作の16ミリ作品『echoes』(2001)がアノネー国際映画祭で審査員特別賞・観客賞を受賞.第二作『Big River』(2006、オダギリジョー主演)はベルリン、釜山等の国際映画祭でプレミア上映された。初のドキュメンタリー『フタバから遠く離れて』(2012)は、ベルリン国際映画祭で上映され、音楽を担当した坂本龍一とともに登壇。世界に向けフクシマの窮状を訴え、世界40カ国以上で劇場された。2013年春、劇映画『桜並木の満開の下に』(主演臼田あさ美、三浦貴大、高橋洋)、『フタバから遠く離れて 第二部』と5作連続監督作がベルリン国際映画祭正式招待を成し遂げる。ポルトガルで新作『LOVERS ON BORDERS』(映画史上初の葡日米共同制作)を完成させ、公開待機中。

ゲスト:高橋 洋 90年代Jホラーを牽引し、単に怖がらせるだけではない、ある濃厚な世界観を構築し続けている。
1959年生まれ。森崎東監督のテレビ作品『離婚·恐婚·連婚』で90年に脚本家デビュー。『リング』『リング2』(98、99 中田秀夫)、『リング0 バースデイ』(00 鶴田法男)が大ヒットを記録する。他の脚本作品に『女優霊』(95 中田秀夫)、『インフェルノ蹂躙』(97 北川篤也)、『復讐 運命の訪問者』『蛇の道』(96、98 黒沢清)、『発狂する唇』『血を吸う宇宙』(99、01 佐々木浩久)、『おろち』(08 鶴田法男)など。04年、監督作『ソドムの市』が公開。以後『狂気の海』(07)『恐怖』(09)『旧支配者のキャロル』(12 映画芸術ベストテン4位)と監督作が続く。脚本最新作は今年9月オンエアの『予兆 散歩する侵略者』(黒沢清監督)。監督最新作は来年春公開の『霊的ボリシェヴィキ』。著書に「映画の魔」(青土社)、稲生平太郎との共著「映画の生体解剖-恐怖と恍惚のシネマガイド」(洋泉社)がある。

TOPIC:
・ 執筆時のプロセスとは? 
・ そもそもインディペンデント映画に脚本家は必要?
・ 原作を脚色する際のポイント&こだわり
・ どうやって監督との関係を構築してゆくのか?
・ 脚本家としてどこまで自分を貫くのか?
・ 脚本を書く際のリサーチ・時代考証はどこまでやるか?
・ シナリオライターの権利は守られてる?

参考作品
脚本家自身が選んだ代表的作品。ネットでレンタル/購入による視聴可能ですので、講座当日までに見ていただけると、さらにおもしろく聴けます!
「予兆」「予兆 散歩する侵略者 劇場版」(脚本高橋洋、監督黒沢清) DVD&BluRay/amazonプライム/TSUTAYAのネットレンタル等で視聴可能
参考著書:「地獄は実在する:高橋洋恐怖劇傑作選」(高橋洋著、幻戯書房)

開催情報
日 時:2018年4月27日(金) 18:30開場/19:30スタート、21:30終了予定
会 場:下北沢アレイホール(東京都世田谷区北沢2-24-8 下北沢アレイビル3F)
料 金:一般1,000円 独立映画鍋会員は無料
主 催:NPO法人独立映画鍋
協 力:下北沢アレイホール
お問い合わせ:特定非営利活動法人独立映画鍋 070-5664-8490(11:00~18:00)  info@eiganabe.net

*予約の必要はありませんので、直接会場にお越し下さい。混雑状況によっては、立ち見や入場をお断りする場合もございます事を予めご了承下さい。

イベント名称鍋講座vol.37 続・インディペンデント映画の脚本ってなんだ?
 日 時 2018年4月27日(金) 18:30開場/19:30スタート、21:30終了予定
 会 場 下北沢アレイホール
東京都世田谷区北沢2-24-8 下北沢アレイビル3F
 出 演 司会:舩橋 淳(映画作家)
映画作家.東京大学卒業後,ニューヨークで映画製作を学ぶ.処女作の16ミリ作品『echoes』(2001)がアノネー国際映画祭で審査員特別賞・観客賞を受賞.第二作『Big River』(2006、オダギリジョー主演)はベルリン、釜山等の国際映画祭でプレミア上映された。初のドキュメンタリー『フタバから遠く離れて』(2012)は、ベルリン国際映画祭で上映され、音楽を担当した坂本龍一とともに登壇。世界に向けフクシマの窮状を訴え、世界40カ国以上で劇場された。2013年春、劇映画『桜並木の満開の下に』(主演臼田あさ美、三浦貴大、高橋洋)、『フタバから遠く離れて 第二部』と5作連続監督作がベルリン国際映画祭正式招待を成し遂げる。ポルトガルで新作『LOVERS ON BORDERS』(映画史上初の葡日米共同制作)を完成させ、公開待機中。

ゲスト:高橋 洋 90年代Jホラーを牽引し、単に怖がらせるだけではない、ある濃厚な世界観を構築し続けている。
1959年生まれ。森崎東監督のテレビ作品『離婚·恐婚·連婚』で90年に脚本家デビュー。『リング』『リング2』(98、99 中田秀夫)、『リング0 バースデイ』(00 鶴田法男)が大ヒットを記録する。他の脚本作品に『女優霊』(95 中田秀夫)、『インフェルノ蹂躙』(97 北川篤也)、『復讐 運命の訪問者』『蛇の道』(96、98 黒沢清)、『発狂する唇』『血を吸う宇宙』(99、01 佐々木浩久)、『おろち』(08 鶴田法男)など。04年、監督作『ソドムの市』が公開。以後『狂気の海』(07)『恐怖』(09)『旧支配者のキャロル』(12 映画芸術ベストテン4位)と監督作が続く。脚本最新作は今年9月オンエアの『予兆 散歩する侵略者』(黒沢清監督)。監督最新作は来年春公開の『霊的ボリシェヴィキ』。著書に「映画の魔」(青土社)、稲生平太郎との共著「映画の生体解剖-恐怖と恍惚のシネマガイド」(洋泉社)がある。
 料 金 一般1,000円 独立映画鍋会員は無料
お問い合わせ特定非営利活動法人独立映画鍋 070-5664-8490(11:00~18:00)  info@eiganabe.net