鍋講座vol.53【映画の“コヤ”をつくる、育てる ―これからのマイクロシアターとは?】
シネコンやミニシアターとはちがう、より小さく個性的な映画上映空間、いわゆるマイクロシアター。カフェやバーが併設された多種多彩なマイクロシアターが、いま日本各地で増えています。これからの映画文化を担うこの新しいスペースにはどのような可能性があるのか。お話を聞くのは、似ている名前だけれど方向性はちょっと異なるシネコヤとキノコヤの二人の店主。お二人の経験をもとに、映画を軸に広がる場のつくり方・育て方について考えていきます。
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【ゲスト】
竹中翔子(シネコヤ代表)
神奈川県藤沢市出身。地元映画館のアルバイトを経験し映画の魅力にハマる。大学生時代は映画制作を学ぶものの、地元映画館の閉館をきっかけに「映画館をつくる」ことへの関心が高まる。2013年~〈映画+α〉の空間づくりを目指し「シネコヤ」としてイベントを主宰。2017年4月~鵠沼海岸商店街の一角に「シネコヤ」をオープン。パン屋・ブックカフェの併設した〈映画+α〉の新たなスタイルの映画空間づくりを行っている。
黒川由美子(キノコヤ店主)
東京都出身。学生時代より8ミリフィルムで短編を何本か制作。卒業後は配給会社、いくつかのミニシアター、映画祭実行委員を経て2019年4月に東京都多摩市に映画を上映するカフェ&バー「キノコヤ」をオープン。上映だけでなくライブ、トーク、ワークショップ、読書会など様々なイベントを行う。2021年パートナーの黒川幸則と共に「キノコヤ映画」を立ち上げ、映画製作、配給を行う。プロデュース作品は『にわのすなば GARDEN SANDBOX』(2022年/黒川幸則監督)など。
【司会】
新谷和輝(独立映画鍋共同代表/映画研究者)
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■開催日時
2025年4月18日(金)18:30オープン/19:00スタート(21:00終了予定)
■会場
下北沢アレイホール(定員:80名)
東京都世田谷区北沢2-24-8 下北沢アレイビル3F
http://alleyhall.music.coocan.jp/access/
■参加費
[一般]1,000円/[映画鍋会員]無料
※事前予約は不要です。当日、直接会場にお越し下さい。
定員になり次第、入場受付を締め切らせていただきます。
※無許可での録音・ビデオ撮影は禁止致します。
■お問い合わせ
NPO法人独立映画鍋
070-5664-8490(11:00~18:00)
info@eiganabe.net
