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(映画鍋会員限定無料 オンライン講座!)鍋講座vol.45 コロナ時代のインディペンデント映画 〜現場の安全と撮影ガイドラインについて〜

この講座では「withコロナ」の時代にインディペンデント映画の現場の安全性を少しでも高めるために必要な知見を共有します。

 「雪は金持ちの屋敷にも貧乏人の庭にもかまわず平等に降り積もる」
 とは昭和の有名な政治家の言葉です。しかし積雪という「災害」への予防の質と被害からの回復に資産の量が大きく影響するため、実は平等ではありません。あらゆる業態に対して大きなダメージを与えるコロナ禍もまた同様です。
 ハリウッドをはじめ世界各国で今、新型コロナ感染予防のための撮影ガイドラインが作られ、日本でも大手放送局や映画に関する各団体それぞれが独自のガイドラインや規則を作り公開していますが、共通するのはスタッフの増員や、スケジュールの長期化、備品や消耗品の購入など、予算の増大へと直結することばかりです。また、映画撮影や様々な活動が徐々に再開されるなか、新型
コロナ対策を充分に講じながらも陽性者が出た、というニュースを皆さん目にしているのではないでしょうか。その対策の難しさが浮き彫りとなっています。
 これまでも、ギリギリの体制のなかで作品の質と安全性のバランスに苦慮しながら撮影を行ってきたインディペンデント映画にとって、そこにさらに新型コロナ対策が
一枚加わることの影響は甚大で、現場が成立しなくなってしまう可能性すらあります。
 では、そんな小さな私たちは、私たちに最も相応しいガイドラインを世界のどこかから見つけるべきなのでしょうか。インディペンデント映画、低予算映画、学生映画の現場にとっての急務は何でしょうか。ひとりひとりが感染予防に対する知識を身につけ、自身の現場へと応用し安全を守り、また陽性者が出たときに最善の方法をとること。さらに、法律的見地からみた対策方法を知ることで、社会的な安全のすべを模索することではないでしょうか。

 今回は、感染症対策コンサルタント/看護師の堀成美氏、エンターテイメントロイヤーとして活躍する四宮隆史氏、そしてコロナ禍の最初期からワーキンググループを立ち上げ知見の収集・共有につとめてきた是安祐氏、またコロナ禍下での新作撮影を経験された大九明子監督らをお招きし最新の知見を伺います。

ゲスト 堀成美(感染症対策コンサルタント/看護師)
四宮隆史(弁護士)
是安祐(演出・助監督)
大九明子(映画監督)他 司会:祝大輔(映像作家・助監督)

日時:2020年9月3日(木)19:00〜21:30
映画鍋会員限定無料 オンライン講座
参加用URL:会員メーリングリストにて共有します

主催:NPO法人独立映画鍋 協力:コロナ時代の日本映画製作ワーキンググループ
お問い合わせ:特定非営利活動法人独立映画鍋 070-5664-8490(11:00~18:00)  info@eiganabe.net