【鍋講座】第三弾!新しい配給宣伝の方法を企む公開作戦会議!!
【鍋講座 vol.3】新しい配給宣伝の方法を企む公開作戦会議①
土屋 豊監督の最新作『GFP BUNNY-タリウム少女のプログラム-』は、独立映画鍋で配給宣伝費をクラウド・ファンディングしている。このことは、少し新しい。宣伝費を全額立て替えてくれる配給会社を探したり、自分の貯金を切り崩してお金を作ったり、家族・親戚・友人・知人に借金をしまくるという旧来の方法に比べたら、ネットで不特定多数の人から寄付を募っているのだから、ほんの少しだけ、新しい。
しかし、もっと新しくしなければならないのは、配給宣伝の方法そのものではないだろうか?
仮に配給宣伝費がクラウド・ファンディングで集まったとして、そのお金は、今まで通りポスターやチラシを印刷したり、試写会の会場費に充てたり、著名人のコメントに謝礼を払ったり…そういうことに使うのが、やはり一番効果的なのだろうか?あるいは、ドブ板選挙のごとく、監督や関係者があっちこっちの上映会やイベントや酒場など、とにかく人が集まるところに顔を出しまくってチラシを手渡したりすることが、やはり映画館に人を呼び込む基本的な活動なのだろうか?
今回の鍋講座は、配給宣伝の経験豊富なゲストの方をお招きし、その成功例(や失敗例)をオープンに語って頂きながら、インディペンデント映画の新しい配給宣伝の方法を企む会議にしたいと思います。そして、そこから導き出された方法論を2013年春公開予定の『GFP BUNNY』を実験台にして実践してみる、という試みに繋げたいと思っています。
[ゲスト]
大澤一生(映画プロデューサー/『隣る人』)
浅井 隆(アップリンク主宰/『聴こえてる、ふりをしただけ』『GFP BUNNY』配給)
[司会]
土屋 豊(『GFP BUNNY』監督/独立映画鍋・共同代表)
『隣る人』(監督:刀川和也)
★今年5月にポレポレ東中野で公開され、大ヒットを記録した作品です。
現在も全国拡大公開中。
『聴こえてる、ふりをしただけ』(監督:今泉かおり)
★今月8月にアップリンクで夏休みロードショー公開された作品です。
大好評につき、全国拡大公開中。
※当日、作品の上映はありません。