海外映画祭を渡り歩き、爆笑と喝采を巻き起こした、気鋭の若手監督・庭月野議啓の異色時代劇エンターテインメント『仁光の受難』が9月23日(土)より、角川シネマ新宿にて公開!
坊主の受難に世界中が爆笑の渦!喝采の嵐!
バンクーバー国際映画祭でワールドプレミア上映されるやいなや、無名の新人監督の作品にも関わらず即完売&追加上映決定! その評判は瞬く間に世界に広がり、釜山国際映画祭、東京フィルメックス、ロッテルダム国際映画祭など、続々出品! 監督・庭月野議啓(にわつきののりひろ)は4年の歳月を本作に費やし、僧侶と人斬りと妖怪が邂逅する魅力的な妖怪譚を、実写とアニメーションを交えて描き、自主映画と呼ぶには完成度の高すぎる本格時代劇に仕立て上げた。主演は映画監督としても活躍する辻岡正人。「人生でこんなにモテたことがない」という彼が色欲に翻弄される仁光を文字通り体当たりで演じた姿は、コミカルながらも奇妙な哀愁を漂わせ、観る者を魅了する。さらに、劇中曲で尺八演奏するのは、世界的に活躍する「和楽器バンド」の神永大輔。現世と魔境の狭間で揺れる仁光の心情を見事に表現した。
実写と交差する浮世絵・曼荼羅アニメーションは必見!
【 STORY 】
僧侶にとって、女犯(にょぼん)は大罪――
武州のはずれ、延明寺。謹厳実直な仁光という名の僧侶がいた。仁光は他の誰よりも修行に励む僧侶の鑑だったが、そんな彼にも悩みがあった。
それは、女に異常にモテること――
町の若い娘から、熟れた女房、枯れ果てた老女にいたるまで、仁光をもみくちゃにして離さないのだった。
ある日の逢魔ヶ刻、仁光は不思議な少女に出逢い、その魔性を開花させてしまう。狂乱の騒動の後、仁光は周囲を惑わす自らの不徳を恥じ、己を見つめ直すための旅に出る。
道中知り合った浪人・勘蔵と共に山を越え、辿り着いた寒村では、村人たちが、男の精気を吸い取って殺すという妖怪(あやかし)・山女(やまおんな)に頭を悩ませていた。仁光と勘蔵は山女の退治を頼まれるが――
■第35回 バンクーバー国際映画祭
■第21回 釜山国際映画祭
■第17回 東京フィルメックス
■第46回 ロッテルダム国際映画祭
■第40回 ヨーテボリ映画祭
■第22回 ヴィクトリア映画祭
■第41回 香港国際映画祭
■第8回 カンボジア国際映画祭
■第43回 シアトル国際映画祭
■第16回 ニューヨークアジアン映画祭
『仁光の受難』(2016/日本/カラー/デジタル/70分/PG-12)
辻岡正人 若林美保 岩橋ヒデタカ 有元由妃乃 他
監督・脚本・編集・VFX・アニメーション : 庭月野議啓
プロデューサー:庭月野議啓 竹本勝幸
撮影:オカザキタカユキ 山本俊一郎
照明:竹本勝幸
グレーディング:タキユウスケ
音楽:オフィス樋口
尺八演奏:神永大輔
配給:ポニーキャニオン
© TRICYCLE FILM
『仁光の受難』2017年9月23日(土)より角川シネマ新宿にて公開
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